配列の取得方法について
配列の取得方法について様々なやり方があるのでまとめてみた。
添え字を2つ使う
添え字を2つ使うと添え字の位置と取得する長さを指定することができる。 取得例
配列[位置, 取得する長さ]
具体例
a = [1, ,2, 3, 4, 5] a[1, 4] #=> [2, 3, 4, 5]
values_atメソッドを使う
values_atを使うと取得したい要素の添え字を複数指定できる。 具体例
a = [1, 2, 3, 4, 5] a.values_at(1, 3) #=> [2, 4]
添え字に負の値を使う
Rubyの配列では添え字に負の数が使える。例えば-1は最後の要素、-2は最後から2番目の要素というふうに取得することができる。
具体例
a = [1, 2, 3, 4, 5] a[-1] #=> 5 a[-3, 2] #=> [3, 4]
lastメソッドについて
配列の取得に添え字を使うやり方もあるが、lastメソッドを使うと配列の最後の要素を取得することができる。
引数に0以上の数値を渡すと最後のn個の要素を取得することができる。
具体例
a = [1, 2, 3, 4, 5] a.last #=> 5 a.last(3) #=> [3, 4, 5]
※lastの反対firstメソッドについて
lastメソッドの反対で配列の最初の要素を取得することができるメソッドとしてfirstメソッドがある。
引数に0以上の数値を渡すと最初のn個の要素を取得することができる。
具体例
a = [1, 2, 3, 4, 5] a.first #=> 1 a.first(3) #=> [1, 2, 3]
まとめ
- 配列の取得の際、添え字を2つ使うことで配列の添え字の位置と取得する長さを指定することができる。
- values_atメソッドを使うと取得したい添え字を複数指定できる。
- lastメソッドは配列の最後の要素、firstメソッドは配列の最初の要素を取得することができ、引数に0以上の数値を渡すことで、最後からn番目、最初からn番目の要素を取得することができる。